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「APPLE EATER SKATEBOARDS™」は、青森を拠点にする架空のスケートボードブランドです。2025年春、A.S.A.P.(Aomori Street Culture Association&Players)平岡浩気さんがはじめた「青森市にスケートボードエリアを作ります」というクラウドファンディングのためにグラフィックを提供したことからはじまります。

このプロジェクトやクラウドファンディングに関しては新聞の記事を読んで知っていました。僕自身も、先のオリンピックでずいぶんとスケートボードの競技を見て楽しんでいたし、選手たちの和やかな雰囲気、国籍やそれぞれの背景を超えてのつながりに新しい時代というのも感じていました。きっと、そんなところに魅力を感じ、スケートボードを始めたいと思う子供たちも増えていくだろうなと思うし、それだけに全国で公設のスケートボードパークがないのは青森県だけという環境にはびっくりしたのを覚えています。

その記事を読んだ数日後に、クラウドファンディングのためのグラフィックの提供を依頼されました。えっ、なんで僕が?というのもあるし、スケートボードの文化にあまり馴染みがない僕にできるだろうか?という不安もありました。その一方で、これからどんどんスケートボードを楽しみたい子供たちが増えてきそうだと考える時、地域にその環境を整える一助になるのであればという気持ちも起こってきたし、その役目が、なんの縁かわからないけど、僕に与えられたのであれば、それは大切にした方が良いとも思えてきました。

そこから平岡さんのお店「Platinum&Co.」に伺って話を聞いたり、資料を頂いたり、平岡さんが影響を受けたものを教えて頂きながら、それについて掘り進めたり、自分でも調べたりしていきました。そうしているうちに、僕が多感な10代20代を過ごした80年代〜90年代、様々な文化がごちゃ混ぜになって新しい文化が生まれるのを見ながら、ワクワクしていた当時の気持ちが思い起こされてきました。そして、そのスポンジみたいな僕が貪欲に吸収してきたものには、スケートボードの文化の影響を受けながら変容してきたものが多くあることに気がつきました。(僕自身もスケートボードに挑戦したりしてたのも思い出した)

その気づきからニョキニョキと湧き上がってきたのが、青森を拠点にする架空のスケートボードブランド「APPLE EATER SKATEBOARDS™」というアイデアでした。僕自身、とても気に入っているし、ずっと興奮しながら作業をしています。今は、これをゆっくり育てていけたらなとボンヤリ考えています。

今回のクラウドファンディングに限らず、これからもどこかで青森のスケートボード文化の一助になれたらなという気持ちで、ここに僕のポートフォリオを残しておきます。思いついたら、都度ポートフォリオを更新するかもしれません。もしかしたら商品になるかもしれません。もしも、気に入ってくれる方がいるなら、青森のスケートボード文化のために利用してくれたら嬉しいです。

2025年6月 小山田和正

1997 Portland, Oregon
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